C-Elvisはvi/exのクローンで、UNIXの標準的なエディタです。C-Elvisは
中国語テキストの編集をサポートしています。もちろん英語やそれらの
混じった文章も編集できます。また中国語/英語両方で、vi/exコマンドを
vi[sual]モード、ex (colon)モードどちらもほとんどサポートしています。
GB2312-80スタンダード、Big5エンコーディング中国語テキストいずれでも
C-Elvisが使えます。中国語を入力/出力するにはcxterm
といった中国語対応の
ターミナルで使う必要があります。
以下のサイトから入手できます。
celvis-1.3.tar.gz ifcss.org:/pub/software/unix/editor
# tar -xvzf celvis-1.3.tar.gz
# cd celvis
tmp.c
を編集して93〜95行を削除して下さい。
#if OS9 if we don't have write permission... #endif
# cp Makefile.s5 Makefile
# make install
Makefile
はlinux用のものではないので、ワーニングメッセージ
がたくさんでると思いますが気にしなくてよいです。celvis
は/usr/local/bin
にインストールされます。
CVimはvim-4.2に中国語サポートパッチを当てたものです。CVimはcelvis-1.3
でサポートしていないviの機能を持っています。例えば行番号、行 wrap、
サイズの大きなファイルの編集などです。
vim-4.2-Chinese-patch
とvim-4.2.tar.gz
を
ftp.csie.nctu.edu.tw:/pub/Unix/Chinese/cvim
から入手して
下さい。
# tar -xvzf vim-4.2.tar.gz
# cd vim-4.2/src
# patch < ../../vim-4.2-Chinese-patch
``vim-4.2/src/feature.h
'' ファイルは各自の環境に合わせて
編集します。コンパイルは特に難しくありません。
# make
# make install
JOEはUNIX用のプロフェッショナルのフリーなASCIIテキストエディタです。 IBM PC のテキストエディタを使っているような感じのものです。 著者自身は使っていませんが、とても優れたエディタです。
celvis-1.3.tar.gz
と同じ場所でcjoe-2.8.tgz
が
見つかります。
cjoe-2.8.tgz ifcss.org:/pub/software/unix/editor
cjoeのバイナリファイル、キーマップファイル、manページのインストール先を
変更したい時はMakefile
を編集してやります。その後以下のようにして
下さい。
# make
# make install
CemacsはGNU Emacsを使って中国語ファイルの表示、編集をするものです。
Cemacsを使うには中国語ターミナルで動かすかcxterm
といったターミナル
エミュレータ上で起動します。CChelpは中国語で書かれた簡単なヘルプ情報
のためのシステムです。いったんCChelpをインストールしてしまえば
マウスで中国語の文字をクリックし次のヘルプファイルを読んだりすることが
できます。GB、Big5コードがサポートされています。
cemacsと cchelpはftp.math.psu.edu:/pub/simpson/chinese
から
入手できます。
cemacsと cchelpのREADMEファイルにしたがって作業を進めます。
mule-2.3.tar.gz ftp.ifcss.org:/pub/software/mule/editor sunsite.unc.edu:/pub/Linux/distribution/je/sources/mule mule-2.3+lx.diff.gz sunsite.unc.edu:/pub/Linux/distribution/je/sources/mule
パッケージを展開してパッチを当てます。
# tar -xvzf mule-2.3.tar.gz
# patch < mule-2.3+lx.diff
# cd mule-2.3/
# ./configure "i386-*-linux" --with-x11 --with-x-toolkit --with-gcc
もしmuleのカスタマイズをしたいときは``INSTALL''ファイルを読み
``./configure --help
''としてその指定を行って下さい。
configureが終了したら``src/Makefile
''を少し修正します。
``-lcurses
''を``-lncurses
''に変更しておきます。
そして、
# make
# make install
デフォルトのインストールディレクトリは/usr/local
です。
フォントをインストールしてしまえばもう中国語の入力/出力がmuleで 行えます。中国語フォントのほとんどは16 ptsや24 ptsなので
# mule -fn 8x16 &
あるいは
# mule -fn 12x24 &
とします。
muleではM-x load-library RETURN chinese RETURN
とします。
コマンド``Ctrl-]''は入力方法のトグルをします。
まだ試していません。